万が一の事態にアイピル

万が一の事態にアイピル

アイピルは100%避妊できるの?

薬を飲む女性アイピルは性交渉の際に避妊に失敗した場合に服用する緊急用避妊薬です。服用するとそのまま何もしていない状態よりも妊娠する確率を下げてくれるものですが、100%確実な避妊ができるわけではありません。
アイピルの効果は女性ホルモンの体内の濃度を大きく変化させることで排卵をストップさせたり子宮内膜を剥離させることです。この作用で精子が膣の中にあっても受精しないようにしたり、受精卵が着床して妊娠してしまうのを防ぐ効果があります。
しかし、これらの効果は排卵していないタイミングであったり、受精してから着床するまでの短い期間に行わなければなりません。受精卵が子宮内膜に着床した時点で妊娠が成立してしまい、その後でアイピルを服用しても避妊効果は全くありません。
アイピルを飲むタイミングは避妊に失敗してから早ければ早いほどいいと言われています。アイピルの使用方法である72時間以内の服用をきちんと行ったとしても、妊娠阻止率は約80%だと言われているため、緊急用避妊薬では、避妊を100%叶えることは難しいと言えます。

望まない妊娠をしてしまって中絶を行う場合の費用や肉体的、精神的な苦痛を考えれば、100%確実ではありませんが妊娠を防ぐための手段としてアイピルを服用することは有効であるとも言えます。
高い確率でできる避妊法を望むのならば、低用量ピルを服用することです。毎日服用することで女性ホルモンのバランスをコントロールし、排卵自体をストップさせてしまう方法です。
排卵がストップしてしまえばどれだけ精子があっても妊娠することは出来ません。低用量ピルは飲み忘れをなくすことができればほぼ100%の避妊ができると言われています。

アイピルに副作用はあるの?

アイピルは避妊に失敗した時に使える緊急避妊薬としてとても有効なものですが、薬にはどんなものでも副作用が起こる危険性があります。
アイピルには女性ホルモンが配合されており、服用することで体内の女性ホルモンの濃度を急激に上げ、そして下げることにより排卵をストップさせたり受精卵が着床する子宮内膜が剥離させる働きがあります。通常避妊用に使用する低用量ピルよりも多くの女性ホルモンが配合されており、急激にホルモンのバランスが変化するため身体には大きな影響があります。

アイピル報告の多い副作用として吐き気や嘔吐、頭痛、胸のはりやむくみと言った症状があります。これらの症状はアイピルを服用してから24時間程度で解消されることがほとんどです。24時間以上経過しても症状が改善されない時には、病院で診察を受けるようにしてください。
またアイピルを服用して嘔吐してしまった場合には、注意が必要です。特に服用から2時間以内の場合には薬の成分が体内に吸収されておらず、折角アイピルを飲んでも効果が得られない場合があります。このような時には処方してもらった病院に連絡して新しく処方をしてもらうなど、正しい対処を行うようにしましょう。
嘔吐する人もいて避妊が失敗に終わることがあるため、病院で同時に吐き気止めを処方してくれるところがありますが、心配なようなら市販の酔い止めを一緒に服用しておくと良いでしょう。また、緊急避妊薬は女性ホルモンの働きによって血液が凝固しやすくなっています。
そのため、服用したことで血栓ができてしまう可能性があるため、手がしびれる、息がしづらいなどのいつもと違った症状を感じた場合にはすぐに病院に行くようにしましょう。

生理不順にはピルが良い

長い人類の歴史の中でも食文化や生活が豊かな時代になりました。その分食事やストレスの影響を受けやすい、女性ホルモンバランスの乱れている女性も増えています。生理不順も女性ホルモンのバランスが崩れることで引き起こされます
本来の月経周期は月経開始日から次の月経開始日までの間隔がだいたい30日前後、月に一度ですが短すぎたり長すぎる場合を生理不順と言います。出血やそれに伴う痛み・倦怠感、頭痛などに悩む人も多く、特に、20~30歳代と若い世代になるほどその割合は増加します。

肌が気になる女性ピルは女性ホルモンの飲み薬であり、摂取して女性ホルモンをコントロールにすることで重い生理痛を改善したり、長過ぎたり短すぎる乱れた生理周期を一定にする効果があります。正しい服用ができれば、ほぼ100%に近い避妊効果も期待できます。
開発されたばかりのピルはむくみや吐き気、頭痛といった副作用が強く現れる人が多くいました。また血栓症のリスクも低くはない薬でしたが、そんなピルを変えたのが低用量ピルです。
ホルモン量が減ったため副作用の出現率も下がり、症状も軽度で済むようになりました。日本では2008年から使用できるようになり、現在ではさらに含有量の少ない超低用量ピルが使用可能になっています。
子宮を分厚くさせるホルモンがずっと少なく済む分、出血量もずっと減らすことができます。ピルを服用することで月経のタイミングが自分で分かるようになります。加えてホルモンバランスが崩れてイライラする月経前症候群(PMS)等の症状も改善する場合が多く、人によっては肌の調子まで良くなる人もいるようです。